トランプ大統領が初めて“敗北宣言” 政権移行に協力表明
【映像】トランプ大統領が初めて“敗北宣言”
トランプ大統領は7日、ビデオメッセージを発表し、アメリカ議会議事堂に侵入した支持者に対し「あなた方はアメリカを代表していない。犯罪行為は償いをすることなる」と批判した。また、「緊張した選挙戦だったが、今は高ぶった緊張を鎮める時だ」と訴えた。
そして、「選挙結果を争う法的闘争を続けてきたが、議会は選挙結果を認定した」と述べ、大統領選の敗北を認める姿勢を示した。そのうえで、バイデン次期大統領の就任に向けて、政権移行に協力する考えを明らかにした。ただ同時に「落胆するのはわかる。しかし我々の旅は始まったばかりだ」とも述べ、噂されている2024年大統領選挙への出馬を伺わせる言葉で締めくくっている。
これまでの強硬姿勢を一転させたビデオメッセージは、トランプ大統領の罷免や辞任を求める声が与野党で高まる中で出された。自身の敗北を認めてアメリカの一致結束を呼びかけることで、自身への批判と孤立化を和らげる狙いがあるものとみられるが、どこまで厳しい批判の声が収まるかは不透明だ。
(ANNニュース)

(出典 news.nicovideo.jp)
【トランプ大統領が初めて“敗北宣言” 政権移行に協力表明】の続きを読む