車内に現れたクモを追い出さず、そのままペットとして成長を見守り続けている男性の話題がオーストラリアより届いた。1年で約15センチと倍の大きさに成長したクモの“スティーブ”を、男性は一度外に放したものの翌日には戻ってきたという。現在も一緒にドライブを楽しんでいるクモとの生活を、『LADbible』などが伝えている。
オーストラリア在住のクリス・テイラーさん(Chris Taylor、42)は昨年2月のある日、車内で大きなクモを発見した。クモに恐怖を感じて叫び声をあげて逃げたり追い出す人もいるが、そこまで苦手ではなかったクリスさんは思い付きでこのクモを車内に棲ませることにした。
クリスさんは「スティーブは1年前のある日、信号待ちをしていた時にダッシュボードに現れたんだ」と出会った当時を振り返っている。クリスさんはこのクモに“スティーブ(Steve)”という男性名を付けたが、しばらくして雌のクモであると判明した。そして約1年間、クリスさんに見守られながら車内で過ごしていたスティーブは、発見時の倍ほどである6インチ(約15センチ)の大きさに成長した。
「数か月前にスティーブを外へ逃がしてみたのですが、翌日になるとサンバイザーのところに戻っていました。どういうわけか、スティーブはこの車を気に入っているようですね。」
そのように話すクリスさんは、クモ嫌いではないものの「膝の上に落ちてきた時や、時速124マイル(約200キロ)で走行中に頭上10センチのところに現れた時はさすがに嫌でしたね。一度だけ、スティーブが膝の上に落ちてきてシドニー・ハーバーのトンネルの壁にぶつかりそうになったことがありますよ」とスティーブとのトラブルもあったと明かす。
多少の不便さはあるものの、スティーブがいることによって運転中により注意深さが増すというクリスさんは「私の車に乗った人はみんな驚いたり叫び声をあげたりしています。誰も乗りたがらなくなったので、節約になりますね」と予想外のメリットについても語った。
これからもスティーブを追い出すことはしないと述べたクリスさんだが、「スティーブのことは好きだけど、まだ近しい友人と言えるほどの距離間ではないです。スティーブと一緒にドライブをするのはとても楽しいから、もしスティーブがこの車から離れる決心をしたらちょっと寂しくなるね」とコメントしている。
なお過去には、家で発見したクモを見守り続けて1年後に巨大に成長したクモの姿を捉えた写真が大きな話題を呼んでいた。
画像は『LADbible 2022年2月4日付「Aussie Bloke Who Found Huge Spider In His Car Has Kept Her As A Pet For A Year」(Credit: Caters)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)

(出典 news.nicovideo.jp)
クモ(蜘蛛、英: spider)は、節足動物門鋏角亜門クモガタ綱クモ目(クモもく、Araneae)に属する動物の総称である。網を張り、虫を捕食することで一般によく知られている。クモ目を指してクモ類ともいうが、クモガタ類やフツウクモ類との区別のために真正クモ類と呼称することもある。この類の研究分野はクモ学といわれる。 63キロバイト (9,893 語) - 2022年1月28日 (金) 01:49 |
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